紅毛(*1)香合。
頸の長い鳥形の香合で、白鳥をかたどったものといわれる。
白釉の掛かった軟質陶器で、嘴(*2)や足先などに赤・黄・萌黄(*3)などの上絵の具をさしている。
伝世品は少なく、型物香合番付で勧進元に位置付けられている。
*1 おらんだ
*2 くちばし
*3 もえぎ