2019年10月11日金曜日

柿の蔕 かきのへた



高麗茶碗の種類の名称。

鉄分を多く含んだ胎土に薄く釉が掛かっているため、高麗茶碗としては珍しく黒褐色の茶碗である。

器形にも特色があり、やや高い位置にはっきりと腰が付き、胴部はほぼまっすぐに立ち上がっている。



2019年10月4日金曜日

鮫肌 さめはだ



 器物の表面に釉が粒状に付着して、鮫の皮のようにざらざらとした肌合いのものをいう。

粘着力のある釉の性質から起こるもので、釉の欠陥と見なされるのを逆利用した装飾法である

薩摩焼や萩焼、上野焼などの作品にみられる。

2019年9月27日金曜日

箆彫り へらぼり



箆目ともいう。

器物に残ったへらの削り跡。

元々へらは成形用の道具で、本来その跡は残さないものであるが、桃山時代頃から景色として好むようになり装飾の一つとされた。

ことに桃山時代の花入・茶碗・水指には大胆なへら使いの施された作品が多い。