表装の細見のことで、本尊表具・唐表具などで天地・中縁・一文字の間に入れる細い筋をいう。
本尊表具では中縁の内の細金を白、外を紫にするが、唐表具・袋表具では種々の色を用いる。
その幅は五厘から七厘(*1)で、太くとも一分(*2)どまりである。
*1 約1.5ミリから約2.1ミリ
*2 約3ミリ