茶を出されれば有難く茶を喫し、飯を供されれば感謝して飯をいただくということ。
人生百般のことの上に置いて、その時その場の与えられた諸条件に、主体的にしかも無理なく、無心に即応し、少しの執着もなく生きる大禅者の境涯を、茶と飯に託して表現した句。