2012年5月25日金曜日

貴人口 きにんぐち

躙口(*1)に対して障子を建てた特に身分の高い客のための出入口である。

一般に、引き違いの腰付障子二枚を建てるが、高さは五尺七寸が通例で、昔はそれよりも低い寸法でつくられている。

大徳寺聚光院枡床の席には、四尺二寸五分という低い実例をみる。


*1 にじりぐち

2012年5月18日金曜日

銀閣寺形手水鉢 ぎんかくじがたちょうずばち

袈裟形手水鉢の一種。

名前の由来は、銀閣寺の方丈と東求堂との間にあることから。

方形の四方四面にそれぞれ異なった格子文様が彫り出され、斬新な造形感覚をもつ。

上部の水溜めは円形で、足利義政が好んだとされる。

模索も極めて多い。

2012年5月11日金曜日

吉備団子 きびだんご

岡山の銘菓。

安政三年(1856)に岡山藩家老の伊木三猿斎(*1)のすすめで浅次郎という者が吉備津神社の茶店で売ったのが始まりという。

岡山産の糯(もち)米に黍(きび)を加えた求肥菓子であり、桃太郎伝説と結びついて有名になった。

*1 いきさんえんさい = 文政元年〜明治19年(1818-1886)

2012年4月27日金曜日

喜撰茶 きせんちゃ

喜撰法師の旧跡がある宇治川上流の喜撰山で産していた茶の銘。

渋みが強く抹茶には不向きだが、煎茶に製すれば格別の風味があるとして、良質の煎茶を上喜撰と銘した。

ペリーが来航した際、「泰平のねむりをさます上喜撰(蒸気船)」と詠まれた話は有名。

2012年4月20日金曜日

船徳利 ふなどくり

下部が広がり、底が平面になっていて安定性のある徳利。

漁師らが酒を持参して漁に出かけるときに、船が揺れても倒れないようにしたものといわれる。

備前のそれが特に名高く、ほかに丹波や高取焼などの国焼によく見られる。

2012年4月13日金曜日

烏丸光広 からすまるみつひろ

天正七年−寛永十五年(1579-1638)。

江戸初期の公卿の一つ烏丸家の当主であり、歌人、能書家。

和歌を細川幽斎に、禅を澤庵和尚らに学ぶ。

また小堀遠州・江月和尚・松花堂らとの交友があり、江戸初期の文化を推進した功労者である。

2012年4月6日金曜日

同門会 どうもんかい

表千家流の門弟を会員として組織される団体。

昭和十七年二月に、十三代即中斎宗左宗匠を会長として発足。

昭和五十年に社団法人表千家同門会と改称する。

茶道文化に関する茶会や、講演会などを開催する。

現在国内五十三支部、海外に四支部。


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http://www.omotesenke.net/index.html