2020年10月30日金曜日

著語 じゃくご


禅宗の用語。

古人の説法や問答に、寸評を付けること。

またはその言葉。

韻文のものを頌古(*1)、短い散文のものを著語、やや長いものを拈古(*2)とよぶ。

宋代には、著語は本則の一句ごとにつけられる傾向があり、『碧巌録(*3)』はその代表である。

 


*1 じゅこ

*2 ねんこ

*3 へきがんろく