禅宗の用語。
古人の説法や問答に、寸評を付けること。
またはその言葉。
韻文のものを頌古(*1)、短い散文のものを著語、やや長いものを拈古(*2)とよぶ。
宋代には、著語は本則の一句ごとにつけられる傾向があり、『碧巌録(*3)』はその代表である。
*1 じゅこ
*2 ねんこ
*3 へきがんろく