仏教用語。
米二、三分、水七、八分で炊く。
粥十利といい、僧食として十種の利ありとする。
禅林では朝食に粥を食するのが原則であるところから朝食の意ともなる。
平常の白粥のほか、正月十五日の小豆を入れた紅調粥、成道会の雑穀を入れた五味粥などがある。