透垣(*1)の一種で、輪郭の芯に当たる部分を萩にし、上部は丸くして弧を描くようにし、下部、すなわち内部は黒穂で張ってゆき、中央部に二、三の扇形の覗き窓を意匠した垣根である。
風を通し、萩や黒穂を材料にしているので、この名称がある。
*1 すいがき