もとは教学に優れた僧をいう。
室町時代、連歌の師匠を称したが、将軍家連歌所が北野神社に開設されるにおよんで、その奉行の栄称とされ、連歌師の最高峰として仰がれた。
やがて、茶匠がこれを称し茶道においては家元の尊称となった。
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2011年7月22日金曜日
聖福寺 しょうふくじ
福岡県御供所町に所在する巨刹。
建久6年に将軍源頼朝よりこの地を賜り、栄西禅師を開山として創建された。
後鳥羽天皇から日本最初の禅寺であることを意味する「扶桑最初禅窟(*1)」の勅額を賜った。
なお境内に茶を栽植したといわれる。
*1 = ふそうさいしょぜんくつ
建久6年に将軍源頼朝よりこの地を賜り、栄西禅師を開山として創建された。
後鳥羽天皇から日本最初の禅寺であることを意味する「扶桑最初禅窟(*1)」の勅額を賜った。
なお境内に茶を栽植したといわれる。
*1 = ふそうさいしょぜんくつ
2011年7月15日金曜日
石州三百ヶ条 せきしゅうさんびゃっかじょう
石州流(*1)茶湯百科全書。
片桐石州が将軍徳川家綱に茶法「三百ヶ条」(三百の条目)を撰述して献呈したという伝承に基づき、その門弟らが相寄って、これに注釈を施して世に出し、茶道石州流の宝典としたものである。
*1 = せきしゅうりゅう (2010年5月14日版)
片桐石州が将軍徳川家綱に茶法「三百ヶ条」(三百の条目)を撰述して献呈したという伝承に基づき、その門弟らが相寄って、これに注釈を施して世に出し、茶道石州流の宝典としたものである。
*1 = せきしゅうりゅう (2010年5月14日版)
2011年7月8日金曜日
坂本周斎 さかもとしゅうさい
京都の糸割符商で、閑事庵・宗信と号した。
茶を山田宗徧に学び、表千家の御道具後見役をつとめて、道具の鑑定と箱書に有名をはせた。
周斎の編纂した名物記は『千家中興名物記』として世に知られている。
《寛文六〜寛延二年》1666〜1749
茶を山田宗徧に学び、表千家の御道具後見役をつとめて、道具の鑑定と箱書に有名をはせた。
周斎の編纂した名物記は『千家中興名物記』として世に知られている。
《寛文六〜寛延二年》1666〜1749
2011年7月1日金曜日
くらわんか茶碗 くらわんかちゃわん
江戸時代、淀川を往来する船に酒食を売った「くらわんか舟」で用いた粗磁器の普段使いの茶碗。
はじめ伊万里焼染付や砥部焼(*1)の下手物などを使っていた。
その素朴な雅味を称揚し、京都の名工もこれを模造した。
*1 とべやき = 愛媛県伊予郡砥部町の磁器。
はじめ伊万里焼染付や砥部焼(*1)の下手物などを使っていた。
その素朴な雅味を称揚し、京都の名工もこれを模造した。
*1 とべやき = 愛媛県伊予郡砥部町の磁器。
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