2011年7月1日金曜日

くらわんか茶碗 くらわんかちゃわん

江戸時代、淀川を往来する船に酒食を売った「くらわんか舟」で用いた粗磁器の普段使いの茶碗。

はじめ伊万里焼染付や砥部焼(*1)の下手物などを使っていた。

その素朴な雅味を称揚し、京都の名工もこれを模造した。



*1 とべやき = 愛媛県伊予郡砥部町の磁器。