2011年11月25日金曜日

飯後の茶事 はんごのちゃじ

茶事七式のひとつで、「時はずれ」・「菓子の茶」ともいう。

食事後、すなわち朝・昼・夕食のあとに行なう茶事で、菓子のみ、もしくは食事を出すとしても吸物、八寸くらいの極めて簡素なものを出すに留める。

2011年11月11日金曜日

多聞院日記 たもんいんにっき

興福寺の学侶の多聞院英俊(*1)法印の日記。

刊本五冊。

原本は散逸し写本が興福寺に残っている。

社会経済資料としても珍重され、茶湯に関する資料も豊富である。

特に北野大茶会、利休磔刑とその罪因の記事は注目に値する。



*1 たもんいんえいしゅん = 永正15年ー文禄5年(1518-1596)


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2011年10月28日金曜日

玉室宗珀 ぎょくしつそうはく

元亀3年ー寛永18年(1572-1641)。

大徳寺147世住持。

前田利常の帰依を得て大徳寺の芳春院(*1)を創立しその開山となった。

紫衣事件(*2)に関連して沢庵と共に奥州に配流されたが、後に赦免され帰洛した。

千宗旦を知遇し、利休50回忌の導師を務める。


*1 = ほうしゅんいん
*2 = しえじけん 江戸時代初期に起きた、幕府の朝廷に対する圧迫と統制を示す朝幕間の対立事件。


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2011年10月21日金曜日

秋田諸越 あきたもろこし

秋田の名菓。

藩主佐竹候が臣下の労をねぎらうため、煎米を菓子に作らせたのがはじまり。

米粉、小豆粉に砂糖を加え、角型に押し固め、乾燥させて表面を狐色に焼いている。

諸越とは唐土を意味し、唐菓子の伝統を伝えている。

2011年10月14日金曜日

文具飾り ぶんぐかざり

広間の書院窓の前に置く机に文具を飾ることをいう。

硯・墨床・墨・硯屏・筆・筆架・水滴などに料紙を添えて置く。

硯・墨・筆・水滴のみを置く場合は略飾りと称する。

また略法としては硯箱のみを飾る法もある。

2011年10月7日金曜日

降り蹲踞 おりつくばい

地形の下った位置に据えた蹲踞。

飛石を二、三段降って前石に立って手水を使うようになっている。

手水鉢の形状等で、地面を深く大きく掘り下げ、低く手水鉢を据えて面白みを出すこともある。

表千家露地のの点雪堂前に作られたものなどがある。

2011年9月30日金曜日

桂籠 かつらかご

利休が、桂川で出会った漁夫のビクを花入に仕立てたと言われる。

利休秘蔵の品で、少庵・宗旦と伝わり、その後山田宗偏が譲り受けたことを記し、受筒にも宗偏が「桂川」と銘書をしている。


現在は香雪美術館の所蔵となっている。