昭和59年3月、京都市左京区南禅寺に開館。
創立者の野村得七(号得庵)は、野村財閥を築いた。
一方その傍ら藪内流の茶道を習い、風流にいそしんだ。
そのコレクションは得庵が、明治から昭和にかけて収集したもので、茶道具が主体である。
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庭石の一種。
京都市右京区嵯峨地区、主として保津川流域から採取される自然石。
色彩は種々であるが、暗青色が主で、白条が縦横に入り、美しく品格のある石である。
古くから庭石として愛好され、天竜寺庭園ほか多くの名園に用いられている。
棚物の一種。
京都の木屋町に三井本家の別邸があり、毎年秋に同家で法要が行われ、碌々斎(*1)の代にはその都度献茶が行われていた。
その時の記念の一つとして同家当主の依頼によって碌々斎が好んだ棚。
その町名に由来してこの名がある。
*1 ろくろくさい=表千家11代
横に長い本紙に記された書画を表装し、軸に巻いたものをいう。
巻子本(*1)、軸物ともいう。
経巻・絵巻物などがそれであるが、書簡や目録類もこの形式をとる場合がある。
また反物、長尺ものの布地類も巻物形式の一つといえる。
*1 かんすぼん
上田宗箇を祖とする茶道流派。
宗箇は広島藩家老として国政に参与したため、直接教授せず、野村休夢・中村知元を「上田家茶事預かり師範」として茶技を伝えた。
以降、野村・中村家が交替して師範となる。
現在は16代上田宗冏 (*1) 氏が家元として活動されている。
*1 うえだそうけい
煤けて赤黒くなった竹。
民家の屋根の下地や天井の竹が長年にわたってかまどや囲炉裏の煙を受けて煤けたものを素材とする。
磨くと美しい茶褐色の色艶を帯びるので、茶筅をはじめとする工芸品の材料や茶室の建材などとして愛好される。
明和4年〜天保4年(*1)。
江戸後期の京都の陶工・文人画家。通称を佐兵衛。
木米は号で、ほかに九々鱗・古器観・聾米(*2)などがある。
製陶技法を京都の奥田頴川(*3)に学び、古陶器を模倣して造る摹陶(*4)の技に優れ、唐物写の名手とうたわれた。
*1 1767~1833
*2 ろうべい
*3 おくだえいせん= 1753~1811
*4 もとう