2019年5月17日金曜日

槌車文 つちくるまもん



本来は水車を図案化し、水を受ける柄杓と車で構成する柄杓車文に由来するが、車の輪の部分をとり、車の輻(*1)が様々な角度で突き出て並ぶものに槌を付けた文様をいう。

流水や波と共に描くこともあり、平安時代以降使用され、仁清の色絵茶碗の文様にもある。

*1 や=車輪の中心部から輪に向かって放射状に出ている棒。



2019年5月10日金曜日

機械摘み きかいつみ



茶摘みでの手摘みに対していう。

簡単なものは袋を付けた大きい鋏(*1)を使う。

シリンダー型やバリカン型などの動力を用いたものもある。

能率は手摘みの比ではないが、茶の品質は落ちる。

機械摘みをするためには発芽前に茶園の摘採面を刈り揃えておかねばならない。


*1 はさみ

2019年5月3日金曜日

御茶吟味役 おちゃぎんみやく



徳川将軍家が使用する宇治茶を試飲した役職。

この役目は織田信長・豊臣秀吉が天下の覇者として存在した頃から設置されていたと伝え、武野紹鴎、北向道陳、千利休、古田織部と相承されたという。

近世中期には京都所司代へ宇治師が試み茶を持参し行うようになった。