中世では「しきにん」と呼び、職(収益権)を帯する者を称した。
守護職・百姓職・大工職・座頭職などがこれの例。
中世末期からは狭義に工人らを称するに至った。
中世の「職人尽絵」や「職人歌合絵」には、商工芸能の徒輩があげられている。