名物裂の一つ。
地は白、文様は蝶。
互の目に配された蝶文様の向きが、正逆交互ではなく、上段は正・逆・正・正・逆、下段は逆・正・逆・逆・正の順に置かれ、飛び交う蝶の様を生き生きと織り表している。
名称の由来は不明。
時代は明代中期以降のもの。