興福寺の学侶の多聞院英俊法印の日記。
刊本5冊。
原本は散逸し写本が興福寺に残っている。
当代の社会経済資料としても珍重されるが、茶湯に関する資料も豊富である。
茶器・茶湯座敷にも及んでいる。古田織部が茶湯名人と記されている。