野々村仁清の作品のうち、信楽風な作品を特にこう呼ぶことがある。
仁清が信楽に赴いて製作したのではなく、粟田口(*1)などに伝わる信楽写の技法を習得し、黒谷土に砂を混ぜたりして製作したものかと推察されている。
作品には水指・花入などがある。
*1 あわたぐち