2016年10月28日金曜日

独服 どくふく



亭主が客の相伴で茶を飲むのは、「自服」という。

これに対し、客を送り出してから、炉辺に座って一期一会の今日の会を省みて、自ら閑かに、客もなく水屋もない席で、独り茶を点て飲むのをいう。

井伊直弼はこれを強調し独座観念という表現をしている。