2009年2月13日金曜日

ふすべ茶 ふすべちゃ

野外で松葉などをくすべ、湯を沸かして催す茶事。

「南方録」によると、秀吉が九州征伐の帰途、筑前箱崎(*1)で利休が松の枝に小釜を釣って、茶を点てたのに始まり、『野掛け』とも『柴火(*2)』ともいったとある。

現在では『野点』という。

*1 ちくぜんはこざき = 現在の福岡市箱崎
*2 しばび