茶道の心技修練を目的として制定された式法。
如心斎宗左(*1)が一燈宗室(*2)などに相談し、大徳寺の無学和尚にも教えを乞い、花月・且座・廻り炭・廻り花・茶カブキ・一二三・員茶の七つの式を、『碧巌録(*3)』の「七事随身(*4)」に因んで制定。
*1 じょしんさいそうさ = 表千家七世
*2 いっとうそうしつ = 裏千家八世
*3 へきがんろく
*4 しちじずいしん
2008年7月18日金曜日
井上世外 いのうえせがい
天保6年〜大正4年(1835-1915)。
名は聞多(*1)、ついで馨(*2)と改めた。
長州出身で、倒幕運動のリーダーとして活躍。
元老として明治の政財界に重きをなした。
茶湯に親しんだのは益田鈍翁らの誘いによるもので、邸内に東大寺四聖坊八窓庵の茶室を移築。
*1 もんた
*2 かおる
名は聞多(*1)、ついで馨(*2)と改めた。
長州出身で、倒幕運動のリーダーとして活躍。
元老として明治の政財界に重きをなした。
茶湯に親しんだのは益田鈍翁らの誘いによるもので、邸内に東大寺四聖坊八窓庵の茶室を移築。
*1 もんた
*2 かおる
2008年7月11日金曜日
朝鮮唐津 ちょうせんからつ
唐津焼の一種。
天正から寛永年代(1573-1644)頃の所産とされる。
海鼠釉(*1)と黒飴釉を掛け分けにしたもので、土質は赤黒である。
水指や花入が多い。唐津で焼かれ、作風が朝鮮中部の諸窯で焼かれたものの流れを汲むところからの称。
*1 なまこぐすり
天正から寛永年代(1573-1644)頃の所産とされる。
海鼠釉(*1)と黒飴釉を掛け分けにしたもので、土質は赤黒である。
水指や花入が多い。唐津で焼かれ、作風が朝鮮中部の諸窯で焼かれたものの流れを汲むところからの称。
*1 なまこぐすり
2008年7月4日金曜日
ぼてぼて茶 ぼてぼてちゃ
出雲地方(*1)で古くから民間に親しまれた飲茶風習。
大振りの茶碗に茶の花を乾かしたのを番茶のように煮出し、穂と柄の長い茶筅の先に塩を少しつけ、茶を点てるようにして飲む。
泡立てる時にぼてぼてと音を立てるところからの称。
*1 いずもちほう = 島根県
大振りの茶碗に茶の花を乾かしたのを番茶のように煮出し、穂と柄の長い茶筅の先に塩を少しつけ、茶を点てるようにして飲む。
泡立てる時にぼてぼてと音を立てるところからの称。
*1 いずもちほう = 島根県
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