2008年7月11日金曜日

朝鮮唐津 ちょうせんからつ

唐津焼の一種。

天正から寛永年代(1573-1644)頃の所産とされる。

海鼠釉(*1)と黒飴釉を掛け分けにしたもので、土質は赤黒である。

水指や花入が多い。唐津で焼かれ、作風が朝鮮中部の諸窯で焼かれたものの流れを汲むところからの称。

*1 なまこぐすり