2013年2月15日金曜日

蜀江錦 しょっこうにしき


錦裂の一種。

 蜀紅錦とも書く。

 中国四川地方の蜀の首都成都で織られた錦。

すなわち蜀錦(*1)のことで、日本に天平年間に伝えられて蜀江錦とよばれるようになった。

雲龍や牡丹、唐草、亀甲などを組み合わせて図案化された文様が用いられる。

*1 しょっきん


2013年2月8日金曜日

坂本周斉 さかもとしゅうさい



寛文六〜寛延二年 (*1)。

京都の糸割符商で、閑事庵・宗信と号した。

山田宗徧の門人で、表千家の御道具後見役をつとめ、道具の鑑定と箱書に有名をはせた。

自身も多くの名品を所持し、『千家中興名物記』を 編纂した。

*1 1666〜1749


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2013年2月1日金曜日

鳥居引拙 とりいいんせつ



東山時代の茶人。

村田珠光の高弟で、珠光、武野紹鴎とともに「茶湯の名人」と称された。

姓は鳥居で堺の人といわれたが、ともに詳らかではない。

多くの名物道具を所持し、それらを飾るための引拙棚の創案が知られる。


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2013年1月25日金曜日

宝尽紋 たからづくしもん



文様の一種。

中国の民間思想に基づくもので、室町時代にわが国にもたらされ、福徳を招来するものとして広く庶民の間に喜ばれた。

打出小槌・分銅・丁字・巻物・隠蓑などが個々に用いられたり組み合わされたりして種々の工芸品の意匠に用いられる。



2013年1月18日金曜日

茶湯十格 ちゃのゆじゅっかく



茶事を催すに際して心得るべき十種の格。

松平不昧の『一畳半極秘』の中に記されている。

口切は「厚」、再返は「浅」、風炉は「薄」、名残は「寂」、朝は「清」、昼は「正」、夜咄は「常」、不時は「奇」、跡見は「続」、残火は「新」という。

2013年1月11日金曜日

千代野井 ちよのい


名水の一つ。

京都智恵光院五辻、本隆寺本堂付近にある。

鎌倉時代、金沢顕時の息女千代野姫が景愛寺を創建した時に掘った井戸。

天明の大火の時、この水を汲み堂宇にかけたので同寺は災を免れたと伝えられる。

また、 疫病を消滅するという伝説もある。



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2013年1月4日金曜日

初釜 はつがま



新春を祝い、正月に初めて懸ける釜。

元旦の若水汲みから大福茶(*1)に始まる正月行事。

稽古始めや点初(*2)ともいう。

干支に因むものや勅題(*3)に寄せたものが取り合わされ、一陽来復を祝う心を表した結び柳(*4)を床飾りにすることが多い。

*2 たてぞめ
*3 ちょくだい