2012年10月19日金曜日

ふのやき ふのやき



小麦粉を主体とした和菓子。

小麦粉を水で溶いて鉄板に薄く延ばして焼き、片面に味噌などを塗り巻物状に成形したもの。

堺の船尾(ふの)で始めたのでその名があるともいう。

利休の茶会記「利休百会記」にもたびたびその名が見える。


2012年10月12日金曜日

天啓赤絵 てんけいあかえ



中国明代天啓年間(*1)頃に景徳鎮窯で焼造された赤絵磁器の総称。

 古染付の素地に緑、赤、黄で上絵付けが施されている。 

この頃の染付や赤絵類は簡素飄逸な絵付けのものが多く、その雅味が日本人の感覚にうけ数多くもたらされた。


*1 1621-27

2012年10月5日金曜日

沓形 くつがた


器の口辺を成形後に押さえ、日本古来の木沓(*1)を連想させる形。

一般的には玉縁の口造りで不規則な楕円形をなし、下部にくびれがある鉢や茶碗などをいう。

御所丸・織部・高取・志野などの沓茶碗や唐津の沓鉢などがその典型とされる。


*1 きぐつ



2012年9月28日金曜日

兼六園 けんろくえん



日本三名園の一つで、金沢にある林泉回遊式庭園。

金沢藩主3代前田利常のころには「蓮池庭」と称していた。

13代斉泰に至って完成。松平定信が「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六つを兼ね備える名園」という意味から兼六園の名を贈った。


「兼六園」のホームページはこちらから

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2012年9月21日金曜日

要石 かなめいし

露地内に配置された飛石。

露地内の要所に他の飛石より少し高く据え、その上に立つと露地内の近景・遠景が眺められる。

露地の中で風景その他、客に特に注目して欲しいものがあるとき、最も鑑賞しやすい場所に据えるのでこの名称がある。

2012年9月14日金曜日

辻 与次郎 つじ よじろう


桃山時代の釜師。

近江国の出生。

西村道仁の弟子といわれ、「天下一」を号した。

利休好みの阿弥陀堂釜・雲龍釜・四方釜などを作った。

特色として羽落ち、焼抜きの技法を始めた。

代表作は豊国神社蔵の「雲龍文鉄燈籠」で慶長五年在銘である。

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2012年9月7日金曜日

宇治橋三間の水 うじばしさんのまのみず

名水の一つ。

宇治市の宇治橋の三の間から汲み上げる宇治川の水をいう。

宇治川の水は、琵琶湖の竹生島弁財天の社殿下から湧き出るとか、瀬田唐橋下の龍宮からの湧水などと伝えられる。

豊臣秀吉もこの水を汲ませて点茶用にしたといわれる。