2012年10月5日金曜日

沓形 くつがた


器の口辺を成形後に押さえ、日本古来の木沓(*1)を連想させる形。

一般的には玉縁の口造りで不規則な楕円形をなし、下部にくびれがある鉢や茶碗などをいう。

御所丸・織部・高取・志野などの沓茶碗や唐津の沓鉢などがその典型とされる。


*1 きぐつ