2021年2月12日金曜日

平三畳 ひらさんじょう


横に細長い三畳敷。


豊臣秀吉の黄金の茶室は平三畳であった。


秀吉や津田宗及は平三畳を好んだのに対し、利休は三畳敷の場合、深三畳を好んだ。


平三畳は間口が一間半(*1)で四畳半と共通の構えを保持しているのが特徴である。


 

*1 2.7メートル