2019年9月27日金曜日

箆彫り へらぼり



箆目ともいう。

器物に残ったへらの削り跡。

元々へらは成形用の道具で、本来その跡は残さないものであるが、桃山時代頃から景色として好むようになり装飾の一つとされた。

ことに桃山時代の花入・茶碗・水指には大胆なへら使いの施された作品が多い。