2019年2月8日金曜日

薬石 やくせき



禅宗用語。

薬食ともいい、禅林における夕食のこと。

午後は食せずの戒律から、飢えと寒さを防ぐために温めた石を腹に抱いたことに名称の由来があるが、この飢餓を治すという意から夕食をいうようになった。

古くは米湯を喫したが、近来は粥となった。