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左右に二本の角柱を立て、井桁(*1)と襷桟(*2)の化粧組子の両開き扉を装置した門。
これは出陣に際し、旗や槍を伏せなくてもよいように冠木を取り外すことから考え出されたといわれ、武家特有の門形式である。
*2 たすきざん
茶を含めて飲食物を煮るためには、武火と文火の適切な使い分けが必要である。
武火による「炒める」という料理が好まれるようになる以前の中国では、長時間かけて文火で煮る技法が、幅広く発達していた。
床の前面に袖壁を付け、落とし掛けも床柱も用いないで塗り回したもの。
床材は地板を用いて踏込床とする場合が多い。細川三斎は「洞床は利休が一畳半より仕出し候」(*2)と記しているから、利休時代までさかのぼると思われる。
*1 ぬりまわしどこ