2017年9月8日金曜日

焼抜き やきぬき



 
 鋳金技法の一種。

釜の仕上工程で、鋳型より取り出した釜を炭火中に入れて十分に焼き、表面を一皮むいて仕上げる技法。

地肌を柔らかい感触にするためのもので、これを行なった釜を焼釜といい、行なう以前の釜を生釜という。

この技法は辻与次郎の創意による。