安永元年−安政七年(*1)。
臨済宗大徳寺派の僧。
文政三年(*2)大徳寺第435世の住持となり、塔頭黄梅院に住した。
玄々斎(*3)・吸江斎(*4)・以心斎(*5)らと親しく、茶湯に造詣が深かった。
文芸に秀で道歌をよくした。
そのため懐紙や短冊をはじめ遺墨も多い。
*1 1772 – 1860
*2 1820
*3 げんげんさい 裏千家11代
*4 きゅうこうさい 表千家10代
*5 いしんさい 武者小路千家10代