2016年3月18日金曜日

置平目 おきひらめ


蒔絵用金粉の一種である平目粉(*1)の中で、特に大粒で厚みのあるものは粉筒で蒔くことが出来ないため、一粒ずつ置き並べていく。

平目地の中でもこれを置平目と称し、金の光が強く、最も豪華な印象を与える。江戸時代に考えられた技法である。

*1 ひらめふん