2014年5月16日金曜日

現川焼 うつつがわやき



諫早藩現川村(*1)の陶器。

元禄五年(1652)田中宗悦が開窯。

鉄分の多い茶褐色の器肌が特徴で、鉄釉や呉須で絵付けを施し、また刷毛目を用いて独特の趣を出し、瀟洒な作品を残したが約五十年ほどで廃窯となった。

茶碗・皿・向付・鉢などが主な作品。