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茶道百字辞典
2013年4月26日金曜日
立花実山 たちばなじつざん
明暦元年ー宝永5年(*1)。
博多の武士。
『南方録』(*2)の編者として著名。
父、立花平左衛門は黒田藩家老。
宝永4年に隠居出家し、翌年6月藩主綱政の忌諱に触れ鯰田に配流、11月同処で暗殺された。
歌道・書道・画技にすぐれ、多くの茶書を執筆した。
*1 1655-1708
*2
なんぼうろく
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2013年4月19日金曜日
天龍寺青磁 てんりゅうじせいじ
中国の龍泉窯青磁の一種。
南宋時代から元代にかけて龍泉窯で作られた青磁の内、釉色が黄緑色の沈んだ調子のものを、天龍寺手と呼んだ。
天龍寺の称は、天龍寺船によって将来されたからとも、夢窓国師が天龍寺に伝えた浮牡丹手の香炉が高名であったからともいわれる。
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2013年4月12日金曜日
川喜田半泥子 かわきたはんでいし
明治11年ー昭和38年(*1)。
三重県の津市の実業家。
趣味人として書画・俳句を好み、茶湯を久田宗也に学び、また早くから陶器に傾倒し千歳山の自邸に窯を築き茶陶の制作にあたる。
その作風は光悦・乾山を慕い逸格自由なものがある。
*1 1878 - 1963
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2013年4月5日金曜日
俵屋宗達 たわらやそうたつ
尾形光琳と並び称される、近世初期の画家。
光悦芸術の大きな援護者であり、琳派なる画風の完成者として当時の社会に認められていた。
きわめて伝記の資料に乏しく、生没年はわからないが、千少庵を茶の湯に招くほどの茶人、教養人でもあった。
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