2013年4月19日金曜日

天龍寺青磁 てんりゅうじせいじ



中国の龍泉窯青磁の一種。

南宋時代から元代にかけて龍泉窯で作られた青磁の内、釉色が黄緑色の沈んだ調子のものを、天龍寺手と呼んだ。

天龍寺の称は、天龍寺船によって将来されたからとも、夢窓国師が天龍寺に伝えた浮牡丹手の香炉が高名であったからともいわれる。


--