2011年1月14日金曜日

玳皮盞天目茶碗 たいひさんてんもくちゃわん

中国宋代に吉州窯で焼かれた天目茶碗を玳皮盞と称する。

黒褐色の鉄釉の上に黄色い斑文を浮かべる釉調が玳瑁(*1)の皮に似ているところから、この名がある。

鼈甲盞(*2)ともいう。碗の外側は斑文であるが、内側は花文・鳳凰文・木の葉文・文字文などの文様がある。

*1たいまい = 海亀の一種
*2べっこうさん