2010年11月4日木曜日

長闇堂記 ちょうあんどうき

茶史茶説書。

奈良の侘び茶人長闇堂(*1)が、その自叙伝に茶湯見聞記および茶説を加えたもの。

見聞記には、利休・織部・遠州や津田宗及・山上宗二らの茶湯者や大名茶人の茶湯のことなども記しているので、桃山時代の茶道を知る重要な資料でもある。


*1ちょうあんどう = 久保権大夫(1571-1640)