2010年4月16日金曜日

松永耳庵 まつながじあん

(1875~1971)本名 安左ヱ門。

長崎県壱岐の出身で、慶応義塾に学び、後に福沢桃介(*1)を助けて福松商会を創め、しだいに実業界に名を得、その手腕は電力界の鬼とまで評された。

一方茶道の理論にも通じ『茶道春秋』をはじめ数々の著述が残されている。


(*1)ふくざわももすけ = 福沢諭吉の養子で「日本の電力王」と呼ばれる。