2010年1月15日金曜日

南方録 なんぼうろく

博多の立花家に千利休の秘伝書として伝わった全七巻の茶伝書。

堺南宗寺集雲庵の僧、南坊宗啓が書いたと記されているが、実在が確認できず、原本の発見者の立花実山が編集したと考えられている。

重要資料として現在の「わび茶」の概念の形成に大きな影響を与えた。