2009年6月26日金曜日

不二山 ふじさん

本阿弥光悦作の楽茶碗。国宝。

その白釉と黒及び鼠色の火変わりの釉景から雪を戴く富士山とみての銘とも、無二の出来という意からの銘ともいう。

光悦の娘が嫁入りの際、振袖裂に包んで持参させたので『振袖茶碗』とも呼ばれた。