2008年10月3日金曜日

砂張 さはり

銅を主とし錫・鉛(銀)を加えた合金製のもの。

奈良時代の文献には『佐波理』とある。

古くから中国・朝鮮・東南アジア・中近東で広く用いられた。

桃山時代以降、茶人の間で花入・水指・建水などに用いられ、その滋潤な金肌の味わいを賞美した。