2008年10月31日金曜日

紅葉呉器 もみじごき

呉器茶碗(*1)の一種で、特に釉中に紅色の鹿子斑(*2)が美しく出ているので、紅葉の名が生まれた。

胴部に、指跡や変化があり呉器茶碗中最も美しい。

この手の本歌はもと大徳寺にあったが、秀吉を経て柳営御物(*3)となった。

*1 ごきちゃわん
*2 かのこはん(窯変の一種で、黄色またはピンクの斑点)
*3 りゅうえいぎょぶつ