2008年1月25日金曜日

織田有楽 おだうらく

天文16年〜元和7年(1547-1621)。

織田信長の弟で、利休七哲の一人。

信長の覇業を助け、本能寺の変後は御伽衆として豊臣秀吉に仕える。

晩年は京都に隠棲、茶室「如庵(*1)」を営む。東京の『有楽町』は織田有楽の屋敷跡にちなむ名。

*1 じょあん

2008年1月18日金曜日

白湯所望 さゆしょもう

『素湯所望』とも書く。

名水点や名水扱いなど名水を使っての点茶の場合に、客が白湯を所望して亭主の心入れを賞味することをいう。

また亭主から「もう一服、いかがですか」と勧められた時に、白湯を所望することもある。

2008年1月11日金曜日

白鶴美術館 はくつるびじゅつかん

醸造業者の嘉納治兵衛(*1)の古稀を記念してその収集した美術品をもとに、昭和9年5月、神戸市東灘区に開館。

収蔵品には中国古代の青銅器・古銅器・陶磁器・日本の工芸品などがある。

主に春期と夏期の二季展を開催。

*1 かのうじへえ

2008年1月4日金曜日

結柳 むすびやなぎ

正月や初釜の床飾りで、掛柳ともいう。

床の釘に掛けた青竹の花入から、長く柳の枝を垂らして生ける。

柳は二,三本束ねて中間で一つ輪にして結び、残りを長く垂らす。

一陽来復を祝う心を表したものである。