2020年1月10日金曜日

大樋長左衛門 おおひちょうざえもん



江戸初期の金沢大樋焼の陶工。

初代は河内国土師村の出身で、明暦2年(*1)京都に出て、楽家4代一入の門に入る。

寛文6年(*2)、裏千家4世仙叟と共に加賀前田藩に赴き、大樋村に窯を築く。

俗に飴釉といわれる茶褐色の釉を特徴とする。


*1 1656

*2 1666



2020年1月3日金曜日

鶴玉子香合 つるたまごこうごう



 鶴の玉子を半割にして内側を漆で補強して蓋とし、身は鎌倉彫風に一閑が細工している。

現存するものは、鶴玉子の内側に如心斎(*1)の花押があり、身は破損のため12代一閑が補いこれを極め、碌々斎(*2)の追銘で「千代の友」とあるものがある。


*1 じょしんさい = 表千家不審菴7世家元

*2 ろくろくさい = 表千家不審菴11世家元



2019年12月27日金曜日

聚楽壁 じゅらくかべ



 日本壁の一。

京都聚楽付近で産出した聚楽土を用いて仕上げた壁。

茶席の土壁など和風建築の上塗仕上げとして重用され、俗に京壁とよばれる。

聚楽土に砂、微塵(*1)などを混ぜ、水で練って塗り上げる。

色調により黄聚楽、白聚楽、黒聚楽、本錆(*2)聚楽などがある。


*1 みじん
*2 ほんさび