2016年5月27日金曜日

御影石 みかげいし


石材の一種。

兵庫県の御影地方から産出する花崗岩(*1)を御影石とよんだが、この名称は一般的には花崗岩の総称とされるようになっている。

石垣材に用いられ、良質の本御影とといわれるものは建築材として用いられるが、庭石にも利用される。



*1 かこうがん

2016年5月20日金曜日

十四屋宗伍 じゅうしやそうご



室町末期の茶匠。

近江大津の人といわれるが確証はない。

京都下京に住す。

『南方録』には武野紹鷗の師匠とされる。

なお、嫡子の景勝が大徳寺江隠宗顕に宗伍像の賛を求めているが、この画像は現存する最古の茶人画像である。

2016年5月13日金曜日

南蛮 なんばん



「南蛮」の名称は、室町時代に南方諸地域の総称として用いられ始めた。

16世紀中頃以降、南蛮貿易が始まると、南方を経由して来航する西欧人をさして南蛮人とよんだ。

茶家の間では、この南蛮貿易によってもたらされた南方地域の焼物を南蛮物と称した。

2016年5月6日金曜日

禁花 きんか


用いることを禁ずると定めた花材、禁忌の花、嫌う花。

「八ツ花かたのわろき物とて古しへよりきらふ花あり 花入にいけさる花ハちんちやうけ みやましきミに鶏頭のはな 女郎花 さくろ かうほね きんせん花 せんれん花をもきらひこそすれ(*1)



*1 天正15 利休相伝『台子式証之時飾様之事』より

2016年4月29日金曜日

五徳蓋置 ごとくふたおき


五徳形の蓋置。

七種蓋置の一つ。

珠光に始まると伝えられる。

飾る時は爪を上にして置き、柄杓を引いたり、釜の蓋を置く時は、輪を上にして用いる。

釣釜・透木釜など炉中に五徳を用いない時および切り合せの風炉などにも用いる。


2016年4月22日金曜日

服加減 ふくかげん


濃茶・薄茶とも、客により茶により、程よく加えまた減らすこと。

濃茶は濃く泡立たず塊もなきように、薄茶は薄い目とするが、客により茶老ならば濃い目に、初心の人には薄く点てるなど、客によって良いように点てることが肝要である。