2014年10月10日金曜日

沢渡り さわたり



庭内の流れや池を渡るために打たれた飛石のことで、沢飛び(沢飛石)ともいう。

平たい自然石を用いるのが通例であるが、特殊な材料として石臼や石の橋脚などがある。

水面に対する景趣とともに、伝い渡る安定感が要求される。

2014年10月3日金曜日

京織部 きょうおりべ


織部と称されている焼物は本来美濃の窯の製であるが、それを京都で模倣したもの。

おそらく慶長年間(*1)頃から東山山麓に設けられた窯で焼かれたと推定される。

その後も京焼の作陶家によって今に至るまで焼造されてきている。



*1 1596-1615

2014年9月26日金曜日

小鹿田焼 おんだやき


大分県日田市小鹿田皿山で造られている民芸陶器。

延享元年(1744)福岡小石原より陶工を招いて開窯したと伝え、かつては農業の傍ら焼き続けていた。

北九州一円の農家の日用雑器を造り、刷毛目・鉋目・櫛目・流し掛けなどを施したものを焼いていた。



2014年9月19日金曜日

近江八景 おうみはっけい


琵琶湖周辺の八景。

明応九年(1500)近衛政家・尚通父子が中国の瀟湘八景(*1)に倣って和歌に詠んだことに始まるといわれる。

比良暮雪・堅田落雁・唐崎夜雨・三井晩鐘・瀬田夕照・粟津晴嵐・矢走帰帆・石山秋月の八景。

安藤広重の名所絵図が有名。



*1 しょうしょうはっけい

2014年9月12日金曜日

ジョアン=ロドリゲス じょあん=ろどりげす



1561-1634。

ポルトガル人イエズス会宣教師。

天正5年来日し、秀吉・家康の知遇を得る。

著作の『日本教会史』は当時の日本の文化や習慣を知る上で重要な資料であり、茶湯についても触れており、特に製茶技術・煎茶についての記述が興味深い。

2014年9月5日金曜日

奈良国立博物館 ならこくりつはくぶつかん



陳列館の本館は片山東熊の設計で、重要文化財である。

帝国奈良博物館として明治22年に設立され、昭和48年、陳列館別館が開設された。

仏教美術が中心に陳列され、別館は彫刻・絵画・書蹟・工芸の各部門がある。

なお、所在地は奈良公園の中にある。