2008年6月13日金曜日

津田宗及 つだそうきゅう

?〜天正19年(1591)。

安土・桃山時代の茶匠、商家。

屋号 天王寺屋。

父 宗達から紹鴎流の茶を学び、和歌・聞香・刀剣の目利きなどにも長じていた。

織田信長・豊臣秀吉の茶頭(*1)となる。また、北野大茶湯には利休と共に指導役となった。

*1 さどう

2008年6月6日金曜日

琳派 りんぱ

尾形光琳(*1)の『琳』の字をとって名付けられた画派の一つ。

江戸初期の本阿弥光悦(*2)・宗達(*3)に始まり、同中期の光琳・乾山(*4)を経て酒井抱一(*5)に至る。

装飾画派の名で呼ばれ、工芸の分野にまでも及び、日本美術の本流に位置する。

*1 おがたこうりん
*2 ほんあみこうえつ
*3 そうたつ
*4 けんざん
*5 さかいほういつ

2008年5月30日金曜日

雲州蔵帳 うんしゅうくらちょう

出雲松江の大名茶人、松平不昧(*1)の道具帳。

安永から文化頃にかけて、天下の名器保護の目的で収集秘蔵し、嗣子の月潭(*2)に「子孫大切に致可き者也」と遺戒したもの。

不昧の在世・没後にも再三にわたって改修されている。

*1 まつだいらふまい =1751-1818
*2 げったん

2008年5月23日金曜日

枝炭 えだずみ

炭の一種。

躑躅(*1)・椿・樫などの枝を焼いたもので、石灰や胡粉(*2)で白く化粧してあり、白炭・化粧炭ともいう。

火移りが早く導火炭の役目をする。

白化粧しない枝炭を名残の茶などに用いることもある。

風炉用は5寸、炉用は6寸。

*1 つつじ
*2 ごふん

2008年5月16日金曜日

箱炭斗 はこすみとり

水屋用の炭斗で、勝手炭斗ともいう。

桑製で手付きの四方形。

席中の炉や風炉の火をつぎ足すために用いる。

道具炭、切炭、香溜を入れて、火箸を手前の手に添えて立て、釜鐶をかけ、他方に板釜敷をかけて羽箒をのせて持ち出す。

2008年5月9日金曜日

益田鈍翁 ますだどんおう

嘉永元年〜昭和13年(1848-1938)。

名は孝(*1)。三井物産社長。

佐渡奉行所役人の家に生まれ、維新後、三井財閥の形成に尽力するなど明治・大正の財界に重きをなした。

美術品、茶道具を収集、大師会・光悦会などの大茶会をしばしば催す。

*1 たかし

2008年5月2日金曜日

千家十職 せんけじゅっしょく

千家が指定した十家の茶道具職家の家系。

永楽家(土風炉師)、大西家(釜師)、奥村家(表具師)、黒田家(柄杓師)、駒沢家(指物師)、土田家(袋師)、中川家(飾師)、中村家(塗師)、飛来家(一閑張細工師)、楽家(茶碗師)の十家。