2020年5月29日金曜日

青備前 あおびぜん


備前焼のうち、特に還元焔(*1)焼成気味に焼き上がり、素地中の鉄分が黒青色に発色したものをいう。

明和から寛政頃の伊部手の作品に多く、徳利・小壺・小甕などのほか、置物など彫塑(*2)的な作品にも見受けられる。

そのため青伊部ともよばれる。

*1 かんげんえん
*2 ちょうそ