2019年8月16日金曜日

張付壁 はりつけかべ



紙張りで周囲を細い縁で押さえた壁。

初期の茶室の壁は無地の白張付であったと伝えられるが、草庵茶室が現れると、張付壁は床の間だけになり、やがて土壁のみの茶室が一般的となった。

土壁の場合、腰回りのみに紙を張る腰張りは、張付壁の名残とも考えられる。