2017年10月27日金曜日

練上志野 ねりあげしの


志野焼の一種。

練込志野ともいう。

鉄分を多量に含み焼成後に黒もしくは赤く発色する土と、そうでない土とを練り合わせ、いわゆる墨流状斑状に胎土を発色させる。 

16世紀末期の茶碗と水指に実例がある。

練り上げの古い技法は中国陶磁に源流がある。