2014年11月14日金曜日

唐物屋宗珀 からものやそうはく


江戸時代初期の京都三条の町人。

安楽庵策伝(*1)の友人。

金地院崇伝(*2)に茶道具などをしばしば用立てたり、墨跡の外題の執筆を取り次いだりしている。

古美術商の草分け的存在と言えそうである。

寛永初年頃に活躍している。


*1 あんらくあんさくでん =(1554 - 1642)

*2 こんちいんすうでん =(1569 - 1633)